公立河北中央病院 内視鏡検査の案内

内視鏡検査の案内

★最新技術が集結した「EVIS X1」シリーズを導入しました★

当院内視鏡室に最上位機種の内視鏡システム「EVIS X1」を導入しました。
同時に4K高解像度内視鏡用モニター、上部消化管汎用ビデオスコープ「GIF-EZ1500」「GIF―1200N」も採用し、さらに高精度な内視鏡検査・診断・治療が可能となりました。石川県内の病院では初の導入となりました。


★内視鏡のご案内★

当院では消化器疾患の早期発見や治療のため消化器内科の検査・処置や健診、ドックなど幅広く内視鏡検査を行っています。
苦痛の少ない安全な内視鏡検査を受けていただくために、当院では積極的に鎮静剤を使用しています。検査に対して不安の強い方や以前に胃カメラを受けて辛い思いをした方、大腸内視鏡検査が痛くて大変だった方にお勧めしています。
内視鏡検査を受けられる患者様の検査に対する不安や緊張の軽減、安全な検査ができる環境づくりに心がけています。

★当院胃カメラの流れ★

・胃カメラの受け方

内科受付して頂き、医師の診察後に検査となります。朝食未摂取の方当日検査ができますが、事前に連絡いただけるようお願いいたします。
健診で来られる方は、事前に電話にて予約してください。
抗血栓薬など他院のお薬を服用に方は、服用内容が分かるものを当日お持ちください。

・検査前

検査前日21時から絶食とし、検査当日は朝食を摂取しないでください。
検査直前まで水分は摂取可能です。

・検査当日

①予約の方は、看護師が問診をとり、内視鏡室へご案内します。
 予約されていない方は看護師が問診を行い、医師の診察後に内視鏡室へご案内します。
②胃の中を観察しやすくする飲物をコップ1杯飲んでいただきます。
③喉の麻酔はスプレーで行っています。
④希望の方には鎮静剤の注射をします。
 鎮静剤を希望される方には、検査後1時間ベッドで休んでいただきます。
 また、その日の車の運転はできませんので、ご了承ください。

★当院の大腸カメラの流れ★

検査希望の方は、外来を受診していただき、検査の予約を行います。
自宅で検査食・大腸をきれいにする薬をお渡しします。自宅で摂取し検査当日の午後に来院し、検査を行います。自宅での摂取が難しい方には、検査前日に入院していただく事も可能です。
前もって中止しなければならない薬がある可能性もあります。
抗血栓薬など他院のお薬を服用の方は服用内容が分かるものをお持ちください。

・検査前日

検査前日は、朝から検査食を摂取していただきます。就寝時に下剤を飲んでいただきます。

・検査当日

検査当日は朝食を摂らないでください。
着替えやすい服装で指定された時間に来てください。
9時から大腸をきれいにする薬(前処置)を飲みます。
数回に分けて、合計1.5リットル程度飲みます。
何度かトイレに通うと、液体のような便(水様便)になり、検査となります。
内視鏡室にて、検査用のパンツに履き替えます。
場合によっては、腸の緊張を和らげる薬を注射します。

医師はモニターに映る腸内を隅々まで観察し、ポリープなどがあれば切除を行います。
検査時間は30分~1時間程度です。お腹が張ったり、多少の痛みはあります。

・検査後

ポリープを切除したら1泊入院が必要な場合があります。
退院後(1週間ほど)、アルコール、刺激物、繊維質の多いもの、過労、過度のスポーツなどは控えてください。
大量の出血、黒色便があった場合はただちに病院に連絡してください。
鎮静剤を使用しますので、入院とならなかった場合には、その日の車の運転はできませんのでご了承ください。